七夕と言えば、笹の葉に願いごとを書いた短冊を飾るイベントというのが一般的ですね。

また、一年に一度だけしか会えない織姫と彦星の日、ということもあって「ロマンチックな日=恋人達の日」という認識もあるような気がします(≧▽≦)

 

しかし、昔は家や町内会での七夕にちなんだイベントをよく見掛けていましたが、最近は笹や竹を飾る場所がないことや、飾り終わった後の処分に困ることから、各家ごとに七夕の飾りをしているのは見掛けないようになりました。

 

このように時代の移り変わりと共に、七夕のイベントは形を変えているようですが、そもそも七夕とはどのようなお話か皆さん知っていますか・・・??

 

日本での七夕は”天の川に隔たれた織姫と彦星が、年に一度だけ会える日でしょ?”という方々がほとんどだと思います。

 

 

七夕の発祥は中国と言われており、天の川の西に住む織物が得意な織女と、東に住む牛飼いの牽牛という夫婦の話が元となっています。

織女の結婚相手を探していた天帝が、働き者の牽牛のことを知り「娘の織女と結婚してくれないか?」と頼みました。牽牛は恐縮しながらもその話を引き受け、2人は夫婦となりました。

しかし、2人は結婚すると真面目に働くどころか天の川のほとりでお喋りばかりをしています。業を煮やした天帝は、牽牛を元いた天の川の西に戻し、2人を離ればなれにしました。

牽牛と会えなくなった織女は毎日を泣いて暮らしました。そして牽牛も寂しさのあまり家に閉じこもってしまい牛の世話ができなくなってしまいました。

それを見た天帝は「2人が以前のようにきちんと働いてくれるなら、年に一度だけ会うのを許そう」と言い、それを聞いた2人は前よりも増して一生懸命働くようになりました。

こうして、一年にたった一度だけ会える日の7月7日は、織女と牽牛にとって待ち焦がれた日となったのです。

 

 

 

でも、日本以外の世界の他の国でも七夕行事が行われているところもあります。

【フィンランド編】

生前、とても仲良しだった夫婦がそれぞれ亡くなった後、星となったのですが2人の星は遠くに離れてしまいました。
しかし、星になってからもお互いが傍にいたいという想いから、それぞれに近くに散らばっている星屑を集めて、2人の星の間に橋を作ろうと思い立ったのです。
毎日毎日一生懸命に星屑を集めた2人の願いは、実に千年後に叶えられました。2人の間には立派な橋ができ、遠くにいても行き来ができるようになったのです。
そして、その橋こそが七夕の夜に瞬く天の川だと言い伝えられています。

 

今回”七夕”の話をここに書きながら『あっ』と思いました!!

Snake Handには、生徒様・コーチ・関係業者様それぞれが1年の思いを壁に書くという恒例行事があります。

そう、”七夕壁バージョン”なんだと・・・

 

壁に思いを書いた皆様の願いが叶いますように(*^▽^*)